プレシオパワーは「超オーダーメイドスーツ」のようなもの

昨日のニコンの営業さんとお話していて、プレシオパワーもそうなんですがニコンの両面非球面レンズ（遠近両用も単焦点もハイカーヴも）に関しては全て「ニコン光学エンジン」というハイレベルな光学設計専用高速演算システムを使用して、１枚１枚について専用の設計図を組み立て、それに基づいてレンズが作られているとお聞きしたのですが、この「ニコン光学エンジン」というのは「ニコン・エシロール」（ニコンのレンズ部門）が持っているものではなくて他の光学機器、半導体露光装置とか液晶露光装置からはじまって研究用の顕微鏡とか一般光学レンズ、デジカメなどのニコン製品全体の設計をしているニコン本体が持っているものだそうで、営業さんいわく「通常の光学演算能力よりも当然上回ってますから」とのこと。まぁそこはどこのメーカーさんも自社製品を高く評価するのはありですけど、一つ一つのレンズに対してそこまで徹底したフルオーダー体制だとは思ってなかったですね。
一般品はベースになる設計があってそこにレンズデータを入れ込んで作っていくと言うものだそうですが、ニコンで一番お高い遠近両用レンズ「シープラウド」になると、使用するフレームの形状に合わせてレンズの外形から設計していくんだそうです。これは他社メーカーのヘルプシステムなんかと一見同じようですが、そちらはレンズのベース設計が出来上がっていてフレームに合わせて形状加工していくのに対し、ニコンはフレームの形からベース設計を起こすので、超高級オーダーメイドスーツみたいなものなんだそうです・・・なるほどねぇ。
なんか、他のメーカーさんとは発想の時点から違うんだなぁと実感しました。
今までセイコーＰ−１以外だと揺れるのが気になっていた社長も、テストレンズを使って試してみたら「揺れが少ない」と言ってましたから乱視の方ばかり出なく遠視の方にもお勧めしたいですね。
キャンペーンのＤＭは昨日出来上がって、たぶん今日は新聞広告の校正が出来てくると思います。今日明日と私自身は娘の受験に同行するので会社にいないんですが、まぁ白黒の宣伝広告なんでポイントがわかればいいと思って作りました。６日には店のサイトにも広告をＵＰしたいと思います。