murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

やっぱり見え方には好みがあると再認識

このところ、トライアルレンズを使って比べてもらうとずっとP−1シナジーを選ばれていたので、どうもこれをオススメして合わないといわれるとは自分が思っていなかったようです(うーん、そんな感じ)。焦点の合いやすさでは昨日P−1シナジーの使い心地がいいと評判いただいたところなんですが、今日は「視界の広さ」を求めているお客様にこのレンズをお勧めしてみたら遠くも近くも見えにくいといわれてしまったのです(汗)。
その見えにくさはなんなのかといろいろ試していただいたら、目線を下げきれていないことと、今までの累進レンズの見え方の経験で顎を引いて遠くを見ることに身体が慣れてしまっていて、顎を引くことによってご自分のまぶたが被ってきて視界を妨げているのではないかということがわかったんです。
このことはお話してみると思い当たることがたくさんあるようでした。意識して顔をあげると見やすかったり、また今現在使用中のフレームがマルマンのT787と言う品番で上下幅がかなりある(5センチ近くあるんですね!)ものなので、近くを見るときはメガネを手で持って持ち上げていると見えるけれど、手を離すとメガネが下がってどうにも焦点が合わない、というお話なんですね。
そこで、視界の広さと言う点でFDとプレシオパワーを試してみていただいたところFDは遠くはいいけれど目線を下げてくるときに広さを感じないということ、その点プレシオパワーは遠くは若干FDよりはシャキッとしない感じだけれど中間部と手元の広さは一番あるし楽に見える、と言う感想をいただきました。
遠視で乱視もかなり強く(+2.50Dあるんです)、見易さを求めるのなら手元専用のメガネが使いやすいんじゃないかとお勧めしたんですが、長年の累進レンズ使用で掛けはずしは面倒だというご希望もあって(そうなんですよねー、私も昨年の12月から累進レンズを使ってみて、遠方視専用に変えると掛けはずしは面倒だなぁと思うときはかなりありますもん)累進レンズで何とかできないかとのこと。上下幅のあるフレームである程度上に近業ポイントが来るようにするため、累進帯12ミリタイプのプレシオパワーを使うことになりました。
トライアルレンズは13ミリをつかいましたが、かけ枠の鼻の位置を調整して若干高めの位置で歩いていただいても問題ないとのことですし、遠方視の度数自体が2段階ほど弱めになっているので、累進帯が短い部分が視界に入ってきても遠視がプラス寄りになるので今の見え方との差も少ないはずです。
何より普段はパソコンもお使いになるとのことで、中間部分の焦点の合いやすさも気に入っていただけました。出来上がりも気に入っていただけるといいなと思います。




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